プリスクールの見学前や見学当日の心がけ

プリスクールの見学を申し込む際は、7月〜9月がベストです。 理由としては、7月〜9月があまり忙しくなく、避けたほうが良い時期としては、入園時期である4月・卒園式を控えている3月・お盆や年末などの長期休暇の3つが挙げられます。忙しい時期や行事がある時期はプリスクールによって異なりますので、直接連絡して確認すると良いでしょう。

見学することが決まったら、次は駐車場の有無や、子供の同伴がOKかを確認しましょう。駐車場がない場合は近隣のコインパーキングを探す必要がありますし、駐車場がある場合は駐車場の場所や車を停めていいかを事前に確認しましょう。また、子どもと一緒に見学するのを断っているプリスクールもありますので、事前にしっかり確認しておきましょう。

まず、重視する点としては、園の設備についてです。 以下の点がチェックポイントとして挙げられます。

• トイレや室内など、校内が清潔かどうか
• 家具の角にクッションがあり、階段等に転落防止の滑り止めや指挟み防止の対策が取られているかどうかなど、子どもの安全の配慮した設計になっているか
• 外部からの侵入ができないようになっている・万が一侵入があった場合の対処などがしっかりしているなど、セキュリティが保たれているか
• 校庭の広さは十分か、外の公園を使用している場合は、公園は安全か
• 子どもが一人でも学べるよう、おもちゃや絵本が十分にあるか

このように、子どもがのびのびと安全に学ぶことができる環境が整っているかを確認しておきましょう。

次に、先生の子どもへの接し方も確認しましょう。幼少期の大半を過ごす学校となりますので、それにふさわしい場所なのか・納得して子どもを預けることができるのかを判断しましょう。判断の基準としては、

• 愛情を持って接しているか
• 子どもの話を熱心に聞いているか
• 悪いことをしたらきちんと叱っているか

以上の３つが挙げられます。その他にも英語でコミュニケーションをとるサポートをしてくれているかなども重要なポイントとなります。先生の日本語が不十分なため、コミュニケーションが一方通行になっている場合や、先生たちが日本語ばかり使用してコミュニケーションを取っているスクールが中にはあります。そのため、英語とどう向き合っているかといった点も、先生たちの子どもに対する熱量が図り知れる点となります。

最もわかりやすい点として、子どもたちの様子が挙げられます。 子どもたちがのびのびと遊べているのかといった点や、英語でコミュニケーションが取れているかを確認しましょう。プリスクールは英語でコミュニケーションを取る必要があるため、孤立してしまう子もいます。子どもの方から英語でコミュニケーションが取れているのか、英語で詰まった場合は先生が優しくフォローしているかなど、子どもたちと先生の関係もプリスクールの環境を表していますので、忘れずにチェックしておきましょう。